お肌にポツンと浮き上がる黒いシミ。メイクである程度は隠すこともできますが、なくせるものなら何とかしたいというのが女心です。
美顔器の中にはシミにも効果を発揮すする機能を備えたものもありますので、ぜひ活用していきましょう。
ただシミには4つのタイプがあり、すべてのシミに効果があるわけではないので注意が必要です。
今回はどのようなシミに美顔器が効果を発揮してくれるのか、その詳しい機能やシミの原因について深堀していきます!
しみにおすすめの美顔器の選び方!
しみ対策に効果的な美顔器を選ぶには、美顔器についている機能に注目する必要があります。
- イオン導入・エレクトロポレーション:美白成分を肌の内部にまで浸透
- 超音波:ターンオーバーを活性化し、しみを薄くする
- LED:ターンオーバーを活性化&色素沈着を薄くする
美顔器によって改善が期待できるシミは、紫外線を浴びたことが原因で発生する「老人性色素斑」で、シミの多くがこのタイプとなります。
またやけどやニキビといった炎症後の色素沈着にも、美顔器は効果を発揮します。
両者は①紫外線によって産生されたメラニン色素が肌に蓄積すること、②ターンオーバーの乱れによって肌の再生が遅れてしまうことが主な原因です。
この2つの原因に対しては、シミを薄くする美白成分を肌の内部にしっかり浸透させることと、ターンオーバーを正常にし肌の再生をうながすことが重要となります。
これらの働きをうまくサポートしてくれる美顔器の機能は、「イオン導入・エレクトロポレーション」「超音波」「LED」です。
それでは、それぞれの機能について以下に詳しくみていきましょう。
イオン導入・エレクトロポレーション
イオン導入、エレクトロポレーション双方とも美容成分を肌の奥にまで浸透する機能ですが、両者はそのメカニズムが異なります。
イオン導入はマイナスイオン同士が反発する力を利用し、美容成分を内部に届けていきます。
シミの改善に効果の高い「ビタミンC誘導体」や「プラセンタ」などはマイナスを帯びやすい成分なので、イオン導入機能によってさらにその効果を高めることができます。
エレクトロポレーションは特殊な電気パルスの刺激で、肌の細胞と細胞の間にわずなかすき間をつくり、そこから美容成分を肌の深部にまで浸透させる働きがあります。
超音波
音は空気を振動させることで、私たちの耳に伝わります。
しかし人間の耳に届く振動の数は限りがあり、ある振動数を超えてしまうと、その音を聞き取ることができません。
そして人間の耳が感知できる振動数を超えた音が「超音波」です。
美顔器の超音波機能は、この細かい振動を肌の内部に伝えることで、マッサージと近い効果を得ることができます。
LED
LEDといえば家庭で使用する電灯や街のイルミネーションなど、私たちの身近でもよく見かけますね。
あの明かりが肌に良いと聞いてもちょっと疑問に思うでしょうが、光はその波長の違いによって私たちの体に様々な効果をもたらすことが近年明らかになっています。
美顔器のLED機能に期待できるのは、以下のような効果です。
- 赤色LED:血行や新陳代謝を活発にする
- 黄色LED:肌のターンオーバーを活性化する
- 緑LED:シミやニキビ跡の改善
- 青色LED:殺菌作用によるニキビの改善
しみにおすすめの美顔器の人気商品を比較!
イオン導入 エレクトロポレーション |
超音波 | LED | |
エステナードリフティ | なし | なし | なし |
ララルーチュRF | エレクトロポレーション | なし | 赤・青・黄 |
美ルルリバース | エレクトロポレーション | なし | 青・緑・赤・ミックス |
エステナードソニックROSE | 超音波+イオン導入 | なし | |
newaリフト | なし | なし | なし |
ツインエレナイザー | 超音波+イオン導入 | 超音波+高周波 | なし |
ヤーマンRFボーテ | イオン導入 | なし | 赤 |
しみにおすすめの美顔器ランキング!
それでは、しみに効果的な美顔器トップ3をご紹介していきましょう!
ララルーチュRF

- コアパルス(エレクトロポレーション)
- LED(赤・青・黄)
- 高周波
- EMS
エステナードソニックROSE

- イオン導出・導入
- 超音波
美ルルリバース

- EMS
- 高周波
- LED
- 光
しわ対策に美顔器を利用した人の口コミ!
しわ対策に美顔器を利用した人の口コミを集めてみました。
平均評価(5段階) | 3.7 |
利用平均年齢 | 34.9歳 |
調査方法 | shinobiライティングで募集 |
利用者の具体的な口コミ!










しみの原因と対策!
冒頭でも少しお話ししたように、シミには以下の4つタイプがあります。
- 老人性色素斑:紫外線によるシミ
- 炎症後の色素沈着:ニキビややけどなど、肌の炎症によっておこるシミ
- 肝斑:女性ホルモンのバランスでおこるシミ
- そばかす:遺伝的なシミ
それぞれのタイプのシミについて、詳しい原因や対策法について詳しくみていきましょう。
1.老人性色素斑:紫外線によるシミ
老人性色素斑は「日光黒子」とも呼ばれ、シミの中で最も多いのがこのタイプになります。
その原因は紫外線によるメラニン色素の増加で、この色素が肌に沈着しシミとなってあらわれます。
ただ通常私たちの皮膚は内側からどんどん細胞をつくり、古い細胞を押し上げながら新しい皮膚へと生まれ変わっています。
夏場に日焼けしても秋ごろに肌の色が元に戻るのはこのためで、皮膚は常にこのターンオーバーを繰り返しながら新しい肌を生み出しているのです。
ただこのターンオーバーも加齢や生活習慣の影響を受け、周期に乱れが生じていきます。
若いころは28~30日ごとだったものが、30代、40代頃には45日以上かかることも。
このターンオーバーの遅れが、メラニン色素の沈着の原因になってしまうのです。
対策:日焼け予防・日焼け後のケアを念入りに
紫外線のシミを防ぐためには、何より日焼けをしないことが一番の対策になります。UV下地なども効果的です。
日焼け止めや日傘の活用は晴れの日はもちろんのこと、雨の日や冬の日差しが少ない日も怠らないようにしましょう。
そして毎日のケアも十分におこなうこと。シミ対策にはビタミンC誘導体やフラーレンなどのに代表されるような美白美容液を積極的に取り入れましょう。
またターンオーバーを乱さないよう、規則正しい生活や食生活にも気をつけてくださいね。
2.炎症後の色素沈着:ニキビややけどによるシミ
ニキビややけど、かぶれなどの皮膚の炎症が原因で、メラニン色素が多く産生されてシミになることがあります。
ただこのようなシミも日焼け同様、通常は数カ月~1年で新しい皮膚へ生まれ変わり消えていきます。
しかしニキビをつぶすなどして炎症を長引かせると、シミとなって残ることが。
またターンオーバーの乱れもシミをつくる原因になります。
対策:炎症を早く治すことが、シミをつくらないポイント
炎症によるシミをつくらないためには、その原因となるニキビやかぶれを未然に防ぐこと、できてしまったら炎症を最小限に止めることが重要となります。
普段からニキビができやすい人は食生活に十分注意を払い、そして肌を清潔に保つよう心がけてください。
それでももしシミになってしまったら、その時は日焼けのシミと同様のケア(美白成分+ターンオーバーの活性化)をおこなっていきましょう。
3.肝斑:女性ホルモンによるシミ
肝斑とは頬や鼻の下、額などに左右対称にあられる薄いシミで、先に挙げた老人性色素斑に次いで多いシミのタイプとなります。
⒛代から40代にかけて最もあらわれやすく、反対に60代以降になると発症しなくなるのがこのシミの特徴です。
このことから肝斑は主に女性ホルモンとの関係が指摘されています。
妊娠や閉経前、ピルの服用、ストレスなど、女性ホルモンのバランスが乱れるタイミングで発症しやすいので要注意です。
対策:トラネキサム酸の内服が効果的
肝斑は通常のシミとは性質が異なるため、日焼けシミのような通常のケアで治すことはできません。
肝斑を治すのに効果が高いといわれているのが、トラネキサム酸配合の内服薬です。内服用のトラネキサム酸は皮膚科で処方されるほか、市販薬としても販売されています。
4.そばかす:遺伝的なシミ
そばかすは医学的に「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれるシミで、直径1~4mmほどの斑点が肌に複数あらわれるのが特徴です。
鼻や左右の頬にみられるほか、デコルテや背中、首元など紫外線を浴びやすい場所にもあらわれます。
そばかすの原因は主に遺伝で、両親や祖父母にそばかすがある場合は自身もソバカスができやすくなります。
また大人になってからのそばかすは、紫外線を浴びたことが主な原因です。
対策:紫外線対策でそばかすの悪化を防ぐ
残念ながらそばかすはその他のシミのように、普段のケアなどで消すことはできません。
ただ紫外線はそばかすを濃くする原因となるので、普段からUV対策をしっかりおこなっておきましょう。
特に今はそばかすがなくて、家族にそばかすがある場合は、大人ソバカスに注意が必要です。
そばかすを完全に消すことはできませんが、メラニンを抑制する「L-システイン」「ビタミンC」といった成分はシミを薄くする効果が期待できます。
普段の食事で取り入れてみたり、サプリメント・内服薬などを試してみるのも1つの方法でしょう。