皮膚科で購入できるまつげ美容液にはどんな効果があるのか?

まつげ美容液は、薬局等で気軽に買うことが可能です。
しかし育毛効果がある医薬品のまつげ美容液は、薬局やネットで簡単に買うことはできず、皮膚科等のクリニックでなければ手に入りません。
皮膚科で処方してもらえるまつげ美容液の名前は「グラッシュビスタ」
まつげを長く、太く、濃くする育毛効果があるとして、厚生労働省が認めている唯一の医薬品なんですよ。
グラッシュビスタには具体的にどんな効果や副作用があり、他のまつげ美容液とは何が違うのでしょう。

皮膚科で手に入るまつげ美容液とは

皮膚科ではまつげ貧毛症といって、まつげが足りなくて困る、どんどん短くなっている気がする、あるいは細くなっているという悩みについて、診察してもらえます。
このようなまつ毛貧毛症の患者に対して、皮膚科で処方される医療用のまつ毛美容液があるんです。
まつげ美容液の名前は「グラッシュビスタ」。まつげを長く、太く、濃くする効果があります。まつげ育毛剤とも呼ばれます。
これはそもそも緑内障の治療薬として使われていたのですが、まつげに対する効果もあると分かったため皮膚科でも取り扱われるようになりました。
まつげに塗るものではなく、生え際だけに塗るタイプのまつげ美容液です。他のまつげ美容液と違って保湿効果がないので、まつげに塗っても意味がないんですね。

皮膚科で処方されるグラッシュビスタの効果とは?

皮膚科でまつげ貧毛症と判断されて治療をする場合、医薬品であるグラッシュビスタを処方してもらえます。
さて、一体どのような成分が含まれているのでしょうか。

グラッシュビスタの効果とは?

グラッシュビスタの有効成分はビマトプロストです。
これは、休んでいるまつげの毛包にはたらきかけて活性化させ、メラニン色素を作らせる効果がある成分です。
まつげには毛周期といって、まつげが生えてからぐんぐん伸び、やがて成長がストップし、下から生えた毛に押し出されて抜けるという一連のサイクルがあります。
この中でも、まつげが伸びていくサイクルが長い人はまつげが長いです。
ビマトプロストはまつげが伸びるサイクルを長くすることによって、まつげに長さを出してくれる効果が。
まつげはこうして途中で抜けたりせず、しっかり成長するので太さも出てくれます。さらにメラニン色素が増えるため、まつげの色も濃くなります。

グラッシュビスタの効果がないことも?

グラッシュビスタは上まつげのみに効果があり、下まつげには使えません。下まつげを重点的に伸ばしたい場合には、他のまつげ美容液を探したほうが良いでしょう。
さらに、まつげの根元にまつげを生み出す毛包という組織がない人には、効果が見られにくいです。
グラッシュビスタは毛包にはたらきかけることで効果が出るものだからです。
つまり毛包が少ないせいでまつげの数が少ない人には、効果がありません

グラッシュビスタって副作用はあるの?

ただしグラッシュビスタは医薬品なので、副作用も発生します。効果がある薬には副作用がつきものなので、ある程度はしかたのないことです。
副作用には、黒目の色が濃くなる、まぶたが黒ずむといった重大なものも。
なんだか怖く感じますが、日本人対象の臨床試験ではこのような副作用はあらわれなかったので、そこまで神経質になる必要はありませんよ。
一時的に目がしみたりかゆみが出たりする軽い副作用も報告されています。
もともと緑内障の治療のため目に直接使われる点眼薬なので、ちょっと目に入ったから失明する、といったことはないので安心してくださいね。

他のまつげ美容液とどう違うの?

グラッシュビスタは、日本においてはまぶたの治療に効果があるたったひとつの医薬品です。
医薬品とそうでないものの違いとは、どのようなものでしょうか。

  • 医薬品:病気を予防したり治療したりするもの
  • 医薬部外品:病気を防止するためのもの
  • 化粧品:人の体を清潔にし、皮膚や毛髪をすこやかに保つもの

薬局などで売られているまつげ美容液の多くが化粧品で、そうでなくても医薬部外品です。
つまりまつげの長さ、太さ、濃さを治療する効果があるとはっきりしているのは、医薬品であるグラッシュビスタのみ
他のまつげ美容液は、あくまで化粧品として体を清潔に保つもの、もしくは医薬部外品として症状を予防するために使われるものなんです。

皮膚科で診察したら保険はどうなるの? もし副作用がでたら?

皮膚科でまぶたの診察をすると、保険はどうなるのでしょうか。
まつげの悩みについては自由診療なので、保険は使えず全額自己負担になります。
まつげの長さは保険がきく他の病気と違い、必ずしも治療しなければいけないものではないというわけですね。
万が一副作用が出た場合、グラッシュビスタなら国が救済してくれる制度もあります。これは医薬品ならではと言えるでしょう。
他のまつげ美容液の場合はこうした制度はないですし、安心してまつげの育毛をしたいなら、皮膚科で見てもらうのが良さそうですね。

皮膚科で手に入れられるまつげ美容液は日本で唯一の医薬品!

皮膚科などで手に入れられるグラッシュビスタは、日本で医薬品として認可された、たったひとつのまつげ美容液です。
これはまつげ貧毛症の患者に対して処方される薬なので、薬局やネットではなく皮膚科で処方箋をもらわないと購入できません。
まつげを長く、太く、濃くする効果があるとはっきり確認されているのは、日本国内ではグラッシュビスタのみです。
もしまつげが短い、まつげが足りない、まつげが細くなっていると悩んでいるなら、一度皮膚科等のクリニックで相談してみましょう。